繰り返そう 有事に備えて 訓練を
8月22日(木)、火災と水害を想定した二本立ての防災訓練を実施しました。
また、併せて今回も引取りの模擬訓練を行いました。
火災発生!の報告を受けて屋外(熱中症予防対策として、屋根のある施設前カーポート)へ避難。点呼をとって逃げ遅れ無し、全員無事の確認を行いました。
「ふぅ~、やれやれ。」
命あっての物種、という感じの表情ですね。
続いて、草加八潮消防局職員の方の指導を受けて施設職員、利用者様(希望者のみ)の消火訓練を実施。
「私が行くわ!」と言わんばかりに、先陣を切って炎に見立てた的に向かっていく女性利用者様。
「僕だって!」「私だって!!」
そんな心の声が聞こえてくるようです。
一見、町内会主催の運動会でのペア参加競技のようにも見えますが、そうではありません。
表情は真剣そのものです。
施設内に戻って一旦仕切り直し、次は水害(洪水)が発生した想定で垂直避難訓練を実施しました。今夏は台風被害が多く、また去年以上の猛暑の影響か、都市部でも猛烈な暴風雨による水害が頻発しているので、決して他人事ではありません。
水害発生時の注意点等を確認した後、整然と一列で階段を上り施設2階へと避難しました。
利用者様の手荷物や貴重品等の物品移動の模擬訓練も行った他、保管されている防災備蓄用品も確認しました。
締めくくりに、草加八潮消防局の職員様から総評を戴き、定期的な訓練継続の重要性を改めて学びました。
また半年後に、今度は大地震を想定した防災訓練を実施する予定です。
先日、初めて発せられた南海トラフ地震臨時情報の記憶もまだ新しいところで、巨大地震への不安は増すばかりです。だからこそ、今後も「いざと言う時」に備えていきます。